地エネの湯リストが掲載されています。
「インバウンドの消費促進と地域経済活性化」日本交通公社 著、ぎょうせい刊
インバウンドで活気づく地方の観光産業で経済効果を地域に留めるには、地元産の資源をもっと活用したい。すなわち「域内調達率」を上げるべし、と説かれています。ここで、エネルギーの域内調達率を上げる事例として、温泉施設に薪ボイラーを一挙導入した徳島県三好市が紹介されています。
そして、全国の「地エネ」活用施設一覧として、私どものウェブサイトから抜粋いただいた宿泊施設のリストが掲載されています。
旅行業界や自治体の観光部門に、地エネの活用という新しい視点を紹介できる斬新な書籍です!
また、地エネに限らず各地の先進的な取り組みが多数紹介されていて、とても面白いです。旅に出たくなりますよ!
書籍の紹介サイトはこちらから。https://shop.gyosei.jp/
掲載にあたって、書籍の著者・編集者の方が、各施設に設備の稼働状況の聞き取りをしたり、訪問をして調査したそうです。
すると、すべてが順調に稼働しているわけではなく、様々な苦労や課題がある中で運用されていることが垣間見れたと…。
これは私どもが日ごろ聞き取りをしている時も同じです。
地エネの湯の担い手の努力により、各施設が稼働していることに感謝。
こうした観光分野の専門書に地域エネルギーの話題が掲載されたことで、ますます普及していくことを願います。
温泉・お風呂は観光旅行のメインのひとつ。
さまざまな工夫が凝らされている事例も掲載されていました。