会津高原リゾート/たかつえ温泉 白樺の湯

写真&アクセスマップ

※画像は南会津町観光物産協会HPより引用
夏はアウトドアやスポーツ、冬はスキーを満喫できる別天地、会津高原リゾートは、じつは環境にやさしいエネルギーを積極的に取り入れているところがスゴイ。エリア全体のホテルなど多数の施設に導入されている中で、温・冷2種類の地域エネルギーが入っているこちらの日帰り温泉「白樺の湯」をピックアップします。


【車で】 東北道「西那須野塩原」ICより60km、90分。日光方面からもアクセスできます。
【電車で】 会津鉄道「会津高原尾瀬口」駅より、路線バス、送迎バス、タクシーで30分

営業情報
業態 日帰り入浴+ホテル近接
住所 〒967-0315 福島県南会津郡南会津町高杖原535
電話 0241-78-2241
公式web https://www.kanko-aizu.com/higaeri/3054/
営業時間 6:00~21:00
休業日 不定休
料金 500円

お風呂情報
温泉 単純温泉
露天風呂 あり
おすすめ風呂 内風呂の木の浴槽
サウナ なし
食堂 近隣施設を利用
館内施設 しらかばの湯ホールで、夏は雪むろ、冬はバイオマスの熱で快適に過ごしてください

地エネ情報
地エネ種類 logo_02_biomass logo_05_cogene logo_99_etc木質バイオマス地域熱電併給+その他(温度差エネルギー)
設備 ■木質バイオマス地域熱電併給:木質チップボイラー(コールバッハ)400kW-h+600kW-h 2基
小型バイナリ発電 IHI社製 20kW-e
■雪室による温度差エネルギー利用:たかつえ雪室、雪解け水による冷房設備
燃料 地域の間伐材チップ、雪室に保管した豪雪
導入年度 木質バイオマス:2013年度~
たかつえ雪室:2006年頃~
コメント まず、豪雪地帯の当地ならではの環境にやさしいエネルギーとして、雪室に保管した雪の「温度差エネルギー」利用が実現しました。「白樺の湯」の冷房にも使用されているほか、雪室で地酒や蕎麦を貯蔵して付加価値を高める利用も行われています。雪室の説明はこちら。aizu-kougen.sakura.ne.jp
さらに、林業がさかんな当地の次なる地エネ利用は、木質バイオマス。リゾート施設が隣接する立地に大型のチップボイラーを入れ、木質バイオマスによる地域熱供給を行うほか、小規模ながら発電も行い、余熱は融雪に使う。発電電力はチップボイラーはじめ一連の設備の自己消費用を賄うほか、周辺の施設にも出力し、災害等の停電時のバックアップにもできる。というかなり画期的な取り組みを、「環境ショーケース型ボイラ室、機械室」にて、ばっちり見学できるようになっている。う~ん、これはまさに地域エネルギーの一大リゾート!